top of page

【国際マーケティング】4P_Promotion

マーケティングにおいて、4Pをもとに、販売戦略を練り上げることが多い。

今回は4Pのうち、Promotionの観点から、国際マーケティングを説明します。

対象とするのは店頭販売の商品です。化粧品、玩具、キッチン用品、掃除用品、健康食品などがあります。基本的には当てはまると思っています。

国際マーケティングにおいて、誰がプロモーションを行うのか、誰が費用を負担するのか、その線引きを説明します。オンラインもオフラインも手法は同じで、資金が潤沢であれば大規模のプロモーションができますし、少なければ規模に見合ったプロモーションになります。

中国やアメリカでは日本の中小企業より資金をたくさん持ってる会社がわんさかあります。有望な経営者なら投資家を集めて、実際その企業の持つ資金力の何倍も大きい額で、市場参入できます。彼らと資金くらべしようとするのは無謀ですし、商習慣も理解していないところで、自分たちのわかってる範囲内の行動を行うのはとても危険です。経験を蓄積するという観点もありますが、そればまた別の題ですので、ここでは話しません。

我々は市場のニーズを予測することはできません。しかし、ニーズを誘導したり、作り上げることが可能です。それを可能にするのがプロモーションですが、自分たちの商品に合った宣伝方法はどんなプラットフォームで、いくらくらいかけたら効果が出るのか、この計算ができないと、砂漠に水を撒くが如く、資金はあっという間に消えてしまいます。

国内なら自社でプロモーションをして、方法や金額をコントロールし、効果を測定し、適切だったかどうかの判断ができますが、問題は海外のプロモーションを行う際です。

答えは常に、一つではありませんが、環境やそれぞれの立場、詳しい条件を加えた場合、常にべストな答えはありますし、正しい答えが1つあります。

国際交易が推奨しているのは、海外のプロモーションは自社で行わないことです。もしするならば、海外からでもチェックできる、国内のWebプロモーションを行った方がよいということです。@cosmeや楽天ショップ、Yahooショップの売上ランキング、Amazonなどです。

なぜかというと、国内で売れたからといって海外でも売れると思うのは大間違いですが、海外で売るために、この商品には売れる理由が必要です。その一つの理由になるのが、国内の人気度、露出度です。

A、資金にもマンパワーにも限りがある企業の場合、自社で海外プロモーションを行わずに、現地に販売代理店を立てて、彼らにその責任と役目を負ってもらうのが一番よいです。

プロモーションのコストは商品の売上に含ませることで、メーカーではなく、現地の企業がその商材に見合った、あるべき、行うべきプロモーションが実施されます。メーカーがやるべきことは、商品が有名になったとき、現地企業が行った全ての行為が彼らに還元されるように、彼らの市場を守ることです。

B、資金潤沢だが、マンパワーが足りない場合、これも自社で行わず、代理店を立てて、そこに任せるがいいです。

C、資金も人員も足りている場合、海外へ行き、自社で展開した方がいいですね。Web販売が先なのか、店舗販売が先なのかによって、広告の手法が変わりますが、どちらにしてもサンプルの用意は必要になります。

プロモーションを行う人が決まったら、次は商品を有名にすることです。スター商品を作り上げる。または、商品のパッケージング、包装。どんな商品でも実際の包装も、抱えているイメージという包装も、悪いと買われないですし、良ければ購買機会にありつけられます。

中国台湾に限って言えば、SNSの拡散が一般的です。

有名人が自社の商品を使ってくれたら、TVやCMよりも、効果があるでしょう。これも戦略手法、経営陣の考え方次第なので、どこの人、会社を使って、自社商品をパッケージングするか、その商品の狙ってるターゲットによりけり。

つまり、PriceとPlaceが決まったら、おのずとPromotionの手法も決まります。

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
RSS Feed
  • Instagram
  • Facebook
bottom of page