【国際取引】取引相手の種類
- Intl-Trading.co.jp
- 2018年3月27日
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海外と取引する際、「独占契約」の類の契約を求められることがよくあります。
市場をコントロールするのに、不可欠な条件だから、ちゃんと海外の市場を攻めたいのなら、締結するのが吉。
しかし、たくさんのメーカー様とお話ししていると、自分たちが今取引しようとしている相手はどんなタイプの会社なのかをわかっていなかったり、メーカー自身がどんな相手もを求めているのかを明確にしていなかったり、国内取引の時と異なった役割の会社が貿易取引にあるということを認識していないことがよくある。
取引相手の種類
1、問屋 販路を持ってる会社
2、小売り 売り場を持ってる会社
凡そのメーカーは海外の取引相手に1の問屋役割の会社を探し、選択し、取引契約を交わす。しかし海外の場合、ここに一つ増えて
3、ブランド代理店 複数のブランドを持ち、販路を持ち、広告機能も持ってる会社
問屋役割の会社は売り場を管理して、特売会や販促イベントを開くことがあっても、商品の宣伝や市場価格の管理をすることなく、ブランドを守るために何か行動をとることもない、空いてる売り場に売れそうな商品を置くだけだから。
商品をたくさんの店に置き、販路を埋め尽くすことが商品のブランド形成に繋がることもあるでしょうけども、確かな成長を求めるなら、海外にはメーカー自社同様な会社が商品を管理する必要がある。
その役割を果たすのがブランド代理店である。
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