【国際取引】取引相手の条件
- Intl-Trading.co.jp
- 2018年1月5日
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国際取引に限らず、ビジネスをする際に誰と組むかは、いうまでもなく一番大事なところです。
国内取引の場合、どんな条件を取引相手に求めますか?
年商、成長度、社員の人数、取引実績、銀行、場所の位置、紹介に限る、販売計画、注文金額等、できれば全部知りたいですよね。
例えば、台湾の販路1000店舗あり、社員100人、台北に会社があり、公的機関に紹介され、日本の同業他社と取引実績もあり、1度に500万円くらいの注文が可能。ただし前金不可、納品30日後支払い、台湾はうちだけにやらせて欲しい。このような会社さんとなら、取引しますか?
数字大きく出せる方がいいと思われますが、リスクを考慮しなければいけません。
まず今の条件でいうと、取引に値しないと分類されます。500万のオーダーはほしいですがね、代金回収リスクが発生します。どんな言い訳して、金を払わないか、予測出来ますか?できるならその対策もできますが、できないなら支払い条件を飲んではいけません。
また、台湾を独占でやることが取引条件というのもリスク。彼らは商材がほしいのか、それとも日本企業の代理店であるという実績がほしいのか、不明確だからです。
同業他社との取引実績を口実に、もっと有名ないい商材を取りに行くこともあるでしょう。代理店契約を結んでからも確かに販売してくれる保証がないならば、リスクであり、その条件は飲めません。
そして何より自分たちの商品を求めてきているかどうかが大事です。
販路があれば商品が売れるわけではないし、会社の規模が大きければ取引が安心できるわけでもないです。
人を外見で判断してはいけないのと同じく、法人も見えてる情報で判断してはいけません。ことに、日本の場合、外見で人(営業マン)を判断することが多々ありますので、その思考回路で海外に出てしまうと、騙されて、痛い目に合ってしまいます。
外見も大事ですが、それよりも中身で取引相手を選ぶのがよいです。
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